5/10(日)
「マジカルトイボックス第1回オンラインイベント〜障害の重い子どもを支援するための使い方を考えるzoom体験会」に、フラミンゴ隊のあさみんと一緒に参加しました☺️

6人の講師の皆さん×10分ずつ、バラエティに富んだお話が聞けてオ・ト・ク♪なイベントでした✨


<伊藤史人先生>
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タブレット操作に使うスタイラス(タッチ棒)をリアルタイム制作してくれました。
しかも、予習できるように前日にこちらの記事をアップしていてくれました。
菜箸、アルミテープ、結束バンドという簡単に入手できるもの+導電スポンジを使い、ものの数分で完成❗️
口でくわえたり、動かせる部分に固定して使うものなので、ゆうなは今のところ使えそうにないのですが、使えそうなお友達に伝えようと思います☺️

また、スイッチが適合しているかどうかを試せるゲームも教えてくださいました。ゲームをやる能力はあるのに、スイッチが合わないがためにできていない、というケースなどがわかるそうです✨(前出の記事内に掲載あります)


<待木先生>
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にわかせんぺいの作り方を楽しく教えてくださいました♪ 今はzoomなどオンラインで集まることが多いから、活躍しそう❣️

参考サイト


<福島先生>
「どの子にも必ず得意な動作がある」という嬉しいお言葉からのスタート😊

・いろんなスイッチの紹介
(リボンスイッチ初めて知りました。下記の写メで、黄色い丸をしてあるスイッチ。赤い棒部分をパキっと折ることで入力になるそうです。)
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・乾電池式おもちゃを動かすいろいろ
 ラッチ&タイマーで、値段がお手頃なのはKOSEN(写メ右下)

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※ラッチ&タイマーとは
通常BDアダプターなどを用いた1スイッチ入力では、スイッチを押している間しか機器は動作しないが、ラッチ&タイマーを併用すると、交互モード(一度スイッチを押すと動作し、再度押すと動作が停止する)や、タイマーモード(設定した時間だけ動作する)が可能。


・家族の中の役割
🍀K君が、得意なあごの動きを使ってスイッチ入力し、おじいちゃんにハンディーマッサージャーでマッサージする動画…とても好きな動画です♡
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🍀Rさんが、得意な腕の動きを使ってスイッチ入力し、乾電池式ミシンでお母様とマスクを制作している動画。お住いの市では、手作りマスクを買い取って、希望する市民に無料配布するプロジェクトがあり、そこに納められたお話♡(素晴らしい取り組みです!) 

🍀お友達とのバースデーパーティーで、スイッチを押して扇風機をまわし、ケーキのろうそくを消した嬉しそうな男の子の動画(フラミンゴ隊でも、この動画をきっかけに、お誕生日のキッズに順番に扇風機をまわしています。ゆうなの時は残念ながら寝ていて、ゴッドハンドならぬマザーハンドを使ってしまったので、次こそは自力で♡)

※ゴッドハンド・・・本人の意思や力ではなく、支援者が介助してスイッチを押させてしまう・・・は、本人の「やった感」がない。できるだけ受動的→能動的になるようにしましょう😅✊

🍀ゆうなが電池式スプレーでレッドキングをやっつけるシーンの紹介もしていただきました♡

最後に↓
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本人が喜ぶことや役割をもつことで、まわりに「この子はこんなことができるのか」と認めてもらい、感謝され、依頼されることに繋がる→おトクなこと♡
これからも少しずつ、ゆうなのおトクなこと見つけていきたいです☺️


<禿先生>
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※micro:bit(マイクロビット)とは
(わかりやすいサイトがあったので、そこからの引用です↓)

教育用として開発された小型のコンピューターボード。2016年、イギリスでは、11歳から12歳の子供約100万人に無償提供され、学校の授業で活用。2020年度の日本の小学校におけるプログラミング教育の必修化に向けて、とても勢いのある小型コンピューターボード。

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(再びサイトより引用↓)

図形や文字が表示できる5列× 5列(合計25個)の赤色LEDや三軸加速度センサー、地磁気センサー(コンパス)などは、これからプログラミングを始めようとする子供の好奇心を刺激するには十分な機能。また、プログラミングは、動作が書かれたブロックを並べるだけでできる。ブロックとテキスト(JavaScript)は切り替え可能なので、ブロックに慣れ、次のステップに進みたくなったら、テキストでのプログラミングに挑戦できる。


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プログラミング教育と聞いて、私はいわゆる、テキストを並べるプログラミングしか知らなかったので、勉強になりました✨


<谷本先生>
「コミュニケーションを豊かにするためのICT活用」に掲載されている、入院中のお子さんのお話☺️

声を出せず、腕もほんの少ししか動かせないというお子さん。レッツチャットが楽しくて自分でずーっとやっていて、1年生の夏にはひらがなを自ら習得してしまったそう❗️

4年生の文化祭では、それを使ってナレーション担当。その場にいられなくても役割は持てる✨

もっと詳しく知りたくて、本を購入しました☺️(福島先生がご紹介してくださってましたね。右から2番目の本です。)
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<外山先生>

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この体幹トレーニングのPDFを、「LiquidText」(PDFデータの文章やグラフを抜き出すことができるアプリ)で自由に編集できることを、リアルタイムで見せてくださいました。さらにそれを(iMovieをお使いだったかな?)動画にも出来ると🎶

実はこの体幹トレーニング、以前印刷はしておいたのですが、一つ一つ見ながらトレーニングするのが億劫で手付かずでした💦動画なら見ながら気軽にできそう✨


以上、講師陣のお話のあとはブレークアウトルームへ☺️5グループに分かれました。

Facebookで繋がっている山口さんがいらしたので、心強かったのもあり、皆さんに質問させていただきました。
「ゆうなが使っている棒スイッチ、いつもは座位保持椅子にちゃんと座った状態でセットしているが、将来的に、例えばアレクサを使って寝る前に電気を消してもらいたい場合、わざわざ座位保持椅子に移動せず寝たまま使えるでしょうか?」

棒スイッチを使っていらっしゃる方はいらっしゃらなかったのに、皆さんいろんなアドバイスをしてくださいました😢

その中で、あるお母さんが「レッドキングの動画を見たけど、もっと楽に押せるスイッチがあるんじゃないかなぁ」と親身に話してくださったことが嬉しかったです。特別支援学校の先生方からも、「ピエゾスイッチあたりは、レンタルもあるし、試してみるのはどうか?助成もあるし。」というお話もいただきました✨

ピエゾスイッチは、実は前にも試したことがあるのですが、その時は私も担当PTさんもあまり詳しくなくて、うまくいきませんでした。昨年秋からお願いしてスタートしたOTは、スイッチ系に詳しそうな方が担当になってくださったので、相談しながら試していきたいと思います✨

また別件で、ひらがなの習得についての話は興味深かったです。
ひらがな習得の際、まずは物には名前があるということを知ることから・・・ですが、字幕付きでテレビやDVD・動画を見て早く習得したという体験談も聞けて、これはゆうなにもやってみようと思いました✊

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金森先生はじめ、講師の皆様、ブレイクアウトルームでご一緒だった皆様、ありがとうございました✨

次回のマジカルトイボックスは、6/7(日)開催予定とのこと。競争率の高い人気イベントなので、気になる方は要チェック❗️です😁